引き続き中小型株の下値狙い【正直じいさんの大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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15日午前の相場概況

15日午前の東京市場は続落です。前日の欧米株安と円高、週末要因も重なり売りが優勢で、日経平均は199円安と6営業日ぶりに2万25000台を割り込みました。FOMCの結果を受け、楽天の携帯電話事業参入による競争激化懸念からKDDIやソフトバンク、NTTドコモなど大手通信株が下落したことが響いています。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆2647億円でした。

IPO人気を集めセカンダリーも好調

東証1部の値下がり銘柄数は1649と全体の約8割を占め、このところ強い動きを見せていた中小型株も買い手控えられています。ただし、上場2日目のエル・ティー・エス(6560)がこの日も買い気配を切り上げ、ヴィスコ・テクノ(6698)はストップ高に買われるなどIPOが人気を集め、セカンダリーも好調です。

年末にかけ中小型株物色続く

IPO関連の資金の回転が効いていることから、年末に向け中小型株物色が続くでしょう。需給や海外要因で買い手控えられていますが、企業収益が想定通りであることは日銀短観で確認されており、引き続き全般軟調展開のなか強い動き、あるいは底堅く推移している中小型材料株や好業績株の下値を狙っていっていいでしょう。




シェアリングテクノに材料

ピックアップ銘柄では直近IPOで材料が出たシェアリングテクノ(3989)が値を飛ばし、ウェルビー(6556)はしっかり、ロコンド(3558)も底堅く推移しています。立川ブラインド(7989)は堅調で、ミクニ(7247)や助川電気(7711)も上昇基調を維持しています。
花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

 

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