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米株安受け利益確定売り先行
16日午前の東京市場は続落。日経平均は86円安です。長期金地上昇を嫌気した米国株が大幅に下落した流れを引き継ぎ、主力株を中心に利益確定売りが先行しました。ただ、日米金利差拡大を背景に110円台前半まで円安が進んだことで、自動車など輸出株の一角に押し目買いが入り、下値は限定されています。
上値の重さを意識
日経平均は5日移動平均上で踏みとどまっており、緩やかなリバウンドが続いていますが、米中通商会議の動向を見極めたいとの思惑や、北朝鮮が韓国との会合を欠席する旨が伝わったことなどから積極的な買いは手控えられ、2万3000円を前に上値の重さが意識されています。マザーズやジャスダックの新興市場も弱い状況が続いており、きょうの後場は米長期金利上昇を受けた金融セクターと業績上振れが期待される好業績銘柄を個別に物色する局地戦にとどまりそうです。
ソウルドアウトが最高値
ピックアップ銘柄ではソウルドアウト(6553)が急反発し最高値を更新しており、シスメックス(6869)、立花エレテック(8159)もしっかりです。デイトレ候補はル―デン(1400)、日本電子(6951)の利益確定し、AMBITION(3300)、日邦産業(9913)の損失を相殺しましたが、次の候補のなかでキャリアインデックス(6538)が強い動きを見せています。
花咲 翁
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