正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

大引けにかけ下げ幅広げる

 28日の東京市場は反落しました。日経平均は171円安です。米中貿易協議への楽観的な見方がやや後退したことや、1月鉱工業生産指数速報が市場予想を下回ったことなどから、主力株中心に利益確定売りが優勢でしたが、2万1500円を下回った水準では押し目買いが入り、底堅く推移していました。ただ、午後2時半過ぎに先物にまとまった売りが出たことをきっかけに大引けにかけて下げ幅を広げています。

中小型株も利食い優勢

 アジア株や時間外の米株価指数先物が軟調に推移したほか、インド、パキスタンに加え、米朝首脳会談が不調に終わったとの見方から、東アジアの地政学リスクも改めて意識されたようです。ネガティブな材料が重なったことで、前日まで人気を集めていた新興バイオ株も反落する銘柄が目立つなど、中小型株も利益確定売りが優勢でした。マザーズ指数は9日ぶりに反落し、下げ幅は2%を超えており、個人投資家の心理もやや悪化したと思われます。

ファイバーゲGTが新値

 ピックアップ銘柄のアンリツ(6754)やMCJ(6670)、ハリマ化成(4410)も上昇基調を維持していますが、上値の重い展開でした。今しばらく様子を見極めたいと思います。短期値幅取り候補は噴き値売りとはいきませんでしたが、前日に大きく水準を切り上げたサニーサイド(2180)とウォンテッドリ(3991)の利益を確定する一方、追撃買いを入れたファイバーゲGT(9450)が新値をとり、打診買いのピー・シー・エー(9629)も大幅高で引けました。あすは全般の流れを見極めたうえで強い銘柄に絞り込んで噴き値を狙う考えです。




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