慎重に銘柄選別し割り切り対処【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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サポートラインで下げ渋り

 17日の東京市場は続落しました。日経平均は66円安です。前日の米国株が米中貿易摩擦への警戒感から反落した流れを引き継ぎ売りが先行しました。ただ、2万1400円台に位置する75日線や25日線などのサポートラインが意識され、150円超に下げ幅を広げた後は下げ渋っています。東証1部売買代金は11日連続の2兆円割れと手控え気分が強く、戻し切れませんでしたが、後場は日銀ETF買い観測からやや下げ幅を縮めました。

資金の逃げ足の速さに注意

 下値は買戻しが支える一方、上値の買い手も不在で、上にも下にもトレンドが出がたい状況です。当面は全般が膠着するなか、決算を手がかりにした個別物色が続きそうですが、買い一巡後に急速に値を消す銘柄も散見され、資金の逃げ足の速さに注意が必要でしょう。引き続き中小型好業績株や材料株の噴き値を狙う方針ですが、慎重に銘柄を選別したうえで、値動きの鈍った銘柄は早めに見切るなど、割り切った対応をしたい考えです。

ウォンテッドリを一旦利食い

 短期値幅取り候補では3Q好決算発表のウォンテッドリ(3991)を前場の早い段階で利食いましたが、朝高のあと上げ幅を縮めマイナスで引けました。ただ、通期は上振れ濃厚ですので、今後の値動きを見定めながら買い直しのタイミングを待ちたいと思います。このほか、追撃買いを入れたイオレ(2334)、打診買いのPR TIMES(3922)、が大幅高となりました。一方、ピックアップ銘柄のそーせい(4565)やハリマ化成(4410)、日ホスピス(7061)は底堅く、中長期方針で持続です。




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