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地政学リスク警戒した売りかさむ
大発会6日午前の東京市場は大幅続落、日経平均は483円安です。米国とイランの対立激化に伴う地政学リスクを警戒した売りがかさみました。前週末の米国株が下落、為替市場では円高が進み、原油価格の急騰も買いを手控えさせています。ギャップダウンで寄り付いた後も下げ幅を広げ、前引け近くに50010円近くまで下落、東証1部の値下がり銘柄数は1933と全体の9割以上を占める全面安商状です。
ポジションを組み直すチャンス
推奨銘柄についてはスマレジ(4431)や太陽誘(6976)など数銘柄を残してほとんどの損益を確定しており、前場は広栄化(4367)やエードット(7063)など逆行高銘柄に打診的に買いを入れました。本格的な買い出動は全般の落ち着きを待つ必要がありますが、活況を呈したIPOの換金資金は中小型株に還流するでしょうから、ポジションを組み直すチャンスを提供されていると考えています。
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