潮流|証券市場新聞

今後は強気トレンドに突入

4月18日に日経平均は2万2000円台に回復した。これでテクニカル的には1月23日の高値(2万4129円)から3月26日の安値(2万347円)まで続いた下降トレンドが終わった。今後は強気トレンドに突入することになる。

今回の急落はヘッジファンドがもたらしたもの

今回の急落は外国人投資家(ヘッジファンド)がもたらしたものだ。外国人投資家は1月第2週から3月第4週まで12週連続で日本株を現物株と先物を合計で9兆4000億円も売った。その内、先物の売りは6兆3000億円にもなる。いかにヘッジファンドが先物中心に日本株を売り崩したかが読み取れる。しかし、4月第1週に外国人投資家は現物で1584億円、先物で2847億円それぞれ買い越した。4月第2週も外国人投資家は現物で845億円、先物を4059億円それぞれ買い越した。今後も先物主導で日経平均は上昇することになるだろう。

買い越しは地政学的リスクの低下が要因

また、日経平均の今期予想EPSは1712円となり過去最高値を更新した。PER13倍で日経平均は2万2260円。PER14倍で2万3973円。15倍で2万5685円となる。米ダウ平均のPERは16.6倍である。同様に日経平均が買われると2万8419円になる。外国人投資家が買い越しに転じたのは地政学的リスクが著しく低下する可能性が高まったからだ。米国の次期国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官が3月30日から4月1日まで北朝鮮を訪問し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した。金正恩委員長は3月25日に中国を電撃訪問し、習近平国家主席と会談している。その直後にポンペオ国務長官との会談に臨んでいるのだ。トランプ米大統領は17日に安倍総理と会談を行った。米朝首脳会談に向けて北朝鮮と直接連絡を取り始めたことを明らかにしたうえで、「我々はすでに高いレベル、極めて高いレベルで北朝鮮と対話を行った」と語った。4月27日には韓国と北朝鮮の首脳会談を控えている。

北朝鮮の核軍縮なら株式市場に劇的な変化

この様な動きを総合的に考えれば金正恩委員長はトランプ大統領を相当に恐れていることが伺える。これ以上核開発と実験を行えば間違えなくアメリカは北朝鮮の核施設を攻撃するだろう。14日に米国がシリアの化学兵器施設を攻撃したことも北朝鮮への圧力といえる。北朝鮮の核軍縮が現実となれば世界の株式市場に劇的な変化をもたらす。

潮流銘柄は?

潮流銘柄は東亜建設(1885)、グッドコム(3475)、ホギメディカル(3593)。

4月23日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。




岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、
ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。17年以上にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。

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