潮流|証券市場新聞

欧州発グローバル金利のボトムアウトの可能性強まる

9月に入って日欧米の株式市場では銀行株など金融セクターの上昇基調が鮮明だ。ドイツ10年債利回りは8月15日に一時-0.715%まで低下したが、足下ではリバウンド基調にある。8月のグローバル金利の大幅低下は、欧州圏のマイナス金利深堀りにより、米国債券市場へ資金流入が加速した。現在、ドイツについては財政政策への期待感が強い。
9月9日のニュースでは「ドイツ政府、債務拡大へ。影の予算検討 。財政規則を迂回」といった財政出動の報道が多くなっている。実現には困難があると想定されるが、財政出動期待は金利上昇に繋がる。欧州発のグローバル金利のボトムアウトの可能性が強まっている。

PBRの低いバリュー銘柄

今後のグローバル金利動向を考える上では、9月18日の米FOMCは要注目だ。今回、緩和決定を確認することで、織り込まれ過ぎた金利が一旦ボトムをつけることが考えられる。金利がボトムアウトすれば更に大きなバリュー・リバーサル相場に繋がる可能性がある。日本株式市場でPBRの低いバリュー銘柄をピックアップした。日清紡(3105)、日本電気硝子(5214)、日本製鉄(5401)、神戸製鋼所(5406)、JFE(5411)、大和工業(5444)、日本軽金属(5703)、三井金属(5706)、古河電気(5801)、住友電気(5802)、フジクラ(5803)、日本発条(5991)、日本郵政(6178)、三井E&S(7003)、かんぽ生命保険(7181)、めぶきフィナンシャル(7167)、西日本フィナンシャル(7189)、NOK(7240)、アイシン精機(7259)、マツダ(7261)、ホンダ(7267)、シチズン(7762)、阪和興業(8078)、青山商事(8219)、高島屋(8233)、H2Oリテイリング(8242)、クレディセゾン(8253)など。

日本も財政出動期待が高まる

9月11日に第4次安倍内閣改造が発足した。新内閣が立ち上がった後に景気対策を発表することがよくある。特に10月から実施される消費増税で景気が落ち込むのは確実だ。安倍総理は財務省の圧力に屈して消費増税を実行する。安倍総理は緊縮財政から積極財政に転換を図りたいというのが本心なのだ。ドイツのように今後、日本も財政出動期待が高まることが予想される。

潮流銘柄は?

潮流銘柄は日本電気硝子(5214)、NOK(7240)、クレディセゾン(8253)。

9月16日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、
ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。17年以上にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。




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