目次
2月13日の株式相場見通し|神経質展開も反撃の準備【記者の視点】
3連休明けの東京市場は先週に引き続き神経質展開が予想されるが、落ち着き処を探る展開になりそうだ。週末のニューヨーク市場はダウで朝寄り132.21ドル高で始まったあと、一時は500.17ドル安まで暴落、その後は引けにかけて急速に戻して330.44ドル高で引けている。ナスダック、SP500を含めて主要3指数が揃ってプラスで引けている。東京市場については週末のナイトセッションが次期清算システム準備のため、休場となっているが、CEMでは一時2万1000円割れまで暴落、その後は2万13000円台まで戻している。これまでは引けにかけて崩れるケースが多かったが、戻して引けたことは明るい材料。東京市場は週明けのNY市場の引けを見て売買が開始されるが、波乱な値動きにならなければ、下げ止まりを確認する展開が予想される。
イベント的には12日に米政府の2019年度予算教書、トランプ大統領による今後10年間のインフラ投資計画の原則、14日に米1月消費者物価・小売売上高が発表される。これらの内容で金利や為替、NY主要指数の急変は否定できない。ただし、異常に売られてきただけに、そろそろ反撃体制だけは整えておきたい。
コメント