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上値志向を強める
伸び悩む場面もあったが、日経平均は2万1800円台に乗せ上値志向を強めてきた。値上がり銘柄ではキーエンスや村田製作所、東エレクなど半導体関連が目立っており、1ドル112円に迫る円安や米中通商交渉の進展を期待する買いが入っている。これまでは上値の重たさが指摘され、昨年10月2日高値2万4448円から12月26日安値1万8948円までの半値戻しとなる2万1698円を回復したことで目先的な達成感が指摘されていたが、この日の上昇で強気が優勢となった。
5Gなどハイテクでテーマに乗る銘柄
5日からの中国全国人民代表大会では景気を下支えする財政政策強化が打ち出される可能性が高く、目先的に大きな押しを入れる可能性は低そう。物色的には双信電機のストップ高に象徴されるように、これまでのバイオ関連などのディフェンシブから5Gなどハイテクでテーマに乗る銘柄に選好されそうだ。
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