米中協議とFOMC待ち【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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小動きでのスタートか?

週明けの東京市場は小動きでのスタートとなりそうだ。週末のニューヨーク市場は、S&Pとナスダックが終値で過去最高値を更新、グーグルの持ち株会社アルファベットやスターバックスなどの好決算を好感、第2四半期の実質国内総生産(GDP)速報値が予想ほど減速しなかったことも下支えしたが、225先物のナイトセッションは動意薄で50円高の2万1650円で引けている。

ファーウェイ緩和が焦点

 国内では日銀金融政策決定会合が開催されるが、材料視されおらず、コマツやファナックなどの第1四半期決算が注目されさそうだ。一方、海外では上海で米中閣僚級協議が開催される。こちらもサプライズ的な内容は期待されていない。ファーウェイを巡る制裁緩和等について話し合われる予定で、何らかの制裁緩和となれば、半導体など電子部品株にはポジティブ要因。半面、協議進展が期待薄なら上海市場の軟調から東京市場もそれに連動して下値圧迫要因になる。

パウエル議長会見に注目

 そして30日からはFOMCが開催される。0.25%の利下げは想定内で31日に予定されているパウエル議長の会見が注目されることになりそうだ。




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