3日続伸も戻り売りに押される
週明け24日の東京株式市場は日経平均が3日続伸となりました。上値は2万8584円まであり、2月以降に形成した三角持ち合いの底辺を一時上回りました。しかし、その近辺では戻り売りが持ち込まれたようで、その後は押し戻されました。
上値追えねば75日線下向きに
5日線は現在上向きに転じていますが、2万8800円に走る25日線は下向きです。また、2万9227円に走る75日線は横ばいに転じており、ここで上値追いが出来なければ、あと10日後には下向きに転じてしまいます。というのも75日前というと2月1日なのですが、日経平均はその前日の2万7629円から2月16日の3万714円まで急騰していき、その後は3月5日の2万8308円まで急落しました。今後は1日経過するごとに高値圏データが削除されていきますので、ここで上値追いとならなければ75日線が下向きに転じてしまうということです。
ナスダック上昇回帰できるか
日経平均との連動制が高いとされるナスダック指数はダブル底形成から上向きに転じつつあります。MACDのゴールデンクロスが接近してきており、今週上値追いが出来るのかどうかに注目です。ただし、10日前から右肩下がりとなっている25日線(1万3666ポイント)と上昇が止まった75日線(1万3560ポイント)とのデッドクロスが近づいています。これらがレジスタンスラインとして戻り売りとなるか、これらを突破して上昇回帰できるのか重要な週となりそうです。
マザーズ5日線目途に押し目買い
先週末のナスダックが反落したことで、東証マザーズ市場は5日ぶりに反落しました。1100ポイントに位置する5日線がサポート機能を発揮できるのかどうか。MACDが本日にもゴールデンクロスするものと思われ、5日線を目途に押し目買いではないかと見ております。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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