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押し目買い意欲衰えず12日連続陽線
昨日の東京株式市場は流石に上昇一服しました。前日まで日経平均の日足ローソク足は11日連続で陽線形成となりました。これは1999年8月以来の記録です。当時は12日目も高く始まりましたが、その後利食い売りにより、前日の陽線を陰線で包む陰線包み足の売り線がでて、その後、週足で4週間連続の大陰線を形成して上昇分を吐き出しました。しかし、昨日はNY安を受けて寄り付きが安く、12日連続陽線となりました。押し目買いの意欲が衰えません。
NY市場は値幅調整も
14日のNY市場は反落しました。5日続落後、値ごろ感から1日反発しましたが、10日安値を下回りNYダウの形状が悪化してきました。5週移動平均線(3万5026ドル)と13週移動平均線(3万4971ドル)がデッドクロスしそうです。昨年のコロナ暴落以降の上昇で5週、13週のデッドクロスは一度もありません。また、26週移動平均線(3万4507ドル)までは70ドルしかありません。デッドクロスと26週線割れが起こるとNY市場が値幅調整へと移ると思われます。
利食い売り嵩めば買い場探る
その場合は東京市場も国際優良株中心に利食い売りが嵩むかもしれません。その押し目を待って買い場を探るのが良いと思います。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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