自民単独過半数確保で大幅続伸
昨日の東京株式市場は大幅続伸しました。前日、投開票された衆議院選挙では自民党が261議席で15議席減らしたものの、単独で40議席以上減らして過半数割れかと言われていた選挙戦でしたので単独過半数確保であく抜けしました。
年末に向け3万700円突破の可能性
日経平均は一時2万9666円高値までありました。今年2月の3万714円と9月の3万795円でダブルトップの形となっていましたが、10月安値の2万7293円以降の高値である20日高値の2万9489円を抜く二段上げとなってきたために、年末に向けて3万700円台の壁を突破してブレイクアウトしていく可能性が出てきました。
トヨタの決算に大注目
今週は2日~3日の米FOMCと5日の米10月雇用統計の発表があるために一気に上値追いとはなりにくいものの、決算発表を確認しながら押し目買い目線で見ていくべきではないかと思います。国内企業では4日のトヨタ自動車の決算発表が予定されており大注目となりそうです。
数年来高値を更新した銘柄は需給好転
お伝えしてきた銘柄ではオリックス<8591>が年初来高値を更新。日本製鋼所<5631>も年初来高値近辺で頑強な動きとなっています。こうした数年来高値を更新してきた銘柄は需給が好転した証であり、押し目買いで報われましょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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