1カ月ぶり2万9600円台回復
週明け1日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は754円高で約1カ月ぶりに2万9600円台を回復しています。衆院選で自民が単独過半数を大きく上回る議席を確保したことから政局不安が後退、前週末の米株市場で主要指数が最高値を更新したこともフォローになり、先物への買戻しが加速しました。後場も利益確定売りをこなして強い動きが続き、終盤に770円超に上昇しており、きょうの高値圏で引けています。
商いも膨らみ動き一変
機械や電機・精密などのハイテクセクターから海運、化学となど景気敏感株にも買いが広がり、東証1部の値上がり銘柄数は1901と9割近くを占め、売買代金は概算で3兆2825億円に膨らみました。主要企業の決算ではあすに日本製鉄、休日明けの4日場中には注目のトヨタが発表を予定しており、織り込み済みとは見られていますがFOMCの結果も判明します。このため、上値追いには慎重になりそうですが、きょうで動きは一変しており、好決算銘柄下値狙いでいいでしょう。
MSOLやレーザーテックに買い
推奨銘柄も前週末に買いを入れたスマレジ<4431>やダイセキ<9793>が続伸するなどおおむね堅調に推移しました。高値掴みを避けるため前場は様子を見ましたが、後場はチェックしている好決算銘柄のなかからハリマ化成G<4410>とMSOL<7033>、ダイセキ<9793>に追撃買いを入れ、レーザーテック<6920>を買い直しました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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