米10年債入札に注目【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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手掛かり材料難で方向感の定まらず

昨日の東京株式市場は反発スタートとなりましたが、伸び悩みました。半導体関連銘柄などが反発して指数を押し上げましたが、戻り売り圧力に抗えず、日経平均は陰線形成となりました。一方、TOPIXはわずかに陽線形成となりました。時価総額の大きい金融株や鉄鋼株がシッカリの展開でこのところの物色の流れが続いています。しかし、手掛かり材料難であり、方向感の定まらぬ相場展開が続きました。

グッドオークションになるか

現状の流れはインフレ対応の銘柄選択が続いています。総合商社や資源株、高配当利回りの金融株がメインです。今晩は米国10年債の入札が予定されておりますが、その結果に注目が集まることになりそうです。来月以降に利上げが確実視されている環境で、グッドオークションになるのかどうか。

決算発表済の強い銘柄につく

また、今週は決算発表の峠となります。連休前の10日は753社の決算発表が予定されており、休み明けの14日の597社でほぼ通過します。そのため個別株物色になりやすく、週末のオプションSQ通過までは決算発表済の強い銘柄につく以外は様子見が賢明かと思います。

三菱商事の押し目狙い

個別では年初来高値を更新してきた三菱商事<8058>の押し目狙いを考えております。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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