ナスダック急落受け大幅反落
昨日の東京株式市場は大幅反落しました。前日の米国市場でFRBの次期副議長に指名されているブレイナード理事(議会のゴタゴタでまだ承認されていません)が、早ければ5月のFOMCで保有資産の縮小を開始する可能性と利上げ幅も0.5%が複数回行われる可能性を示唆しました。ブレイナード氏はFOMCメンバーの中でもハト派で知られる人ですが、その方が非常にタカ派発言したことに驚いた米国市場では長期金利が急上昇。そのため成長株の集まるナスダックが2%超の急落となり東京市場にも伝播しています。
今後の問題は資産縮小規模
ブレイナード氏は今までの講演などでは「私は」という主語で個人の主観を語ってきました。しかし、今回は「FRBは」と主語を変えてタカ派発言をしています。6日の米国市場では先般のFOMCの議事要旨が発表されますが、会合で相当インフレ退治姿勢を強める議論が行われたために、議事要旨の発表前日に先にタカ派的な内容を語ったものと思われます。今後の問題は資産縮小(QT= Quantitative Tightening)の規模です。
前回の毎500億ドルペース上回るか
前回のQT時は毎月上限500億ドルの縮小ペースでした。今回はそれを上回るペースでやるかどうかに注目となります。コロナ対策でFRBは2020年3月から米国債とMBSを月1200億ドル購入し資金をばら撒きました。FRBのバランスシートは当時の4兆4000億ドルから約9兆ドルに膨らみました。仮に前回の500億ドルのペースだと3兆減らすのに5年もかかります。多少のショックを覚悟で資金回収を急ぐのか、それとも11月の中間選挙という事情により同額とするのか興味深いところです。
ヤレヤレの戻り売りが出てくる位置
さて、東京市場は3月後半より上値の重たい展開が続いてきました。3月相場ではわずか3週間で日経平均が3600円強上昇したことによる過熱感と200日移動平均線というヤレヤレの戻り売りが出てくる位置まで上昇したことで、更に上値追いするには材料不足ということもあり、ここでの一服は当然のことです。
今月半ばに安いところがあれば買い
上げ幅の38.2%押しに相当する2万6940円や半値押しの2万6509円あたりまで下げてくれたほうが買いやすくなります。日柄は先般からお伝えしておりますように4月15日前後までを想定しており、今月半ばに安いところがあれば買いと考えております。
日々勇太朗


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