日中値幅縮小傾向【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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売買代金活況の目安に届く

昨日の東京株式市場は5日続伸となりました。一昨日から売買代金も3兆円超と膨らみだし、ようやく活況の目安に届いてきました。一方で日中の日経平均の上下幅が小さくなってきました。一昨日は145円と年初来最少値幅で昨日も200円幅といった具合です。上値が重たくなってきたのか、エネルギーをため込んでいるのかのどちらかなのでしょう。

短期的に上方転換確認

ただ、テクニカルから言えることは、日経平均もTOPIXも200日線を突破し、5日線と200日線がゴールデンクロスし、更に25日線が上向きに転換して75日線とゴールデンクロス。短期的には上方転換が認められます。

中期、長期トレンドも上向く

週足からは26週線と突破し5週線、13週線は上向きに転じ、26週線とのゴールデンクロスが接近。中期トレンドも上向きに転じだしてきました。月足では3月の急落が右肩上がりの36カ月線でサポートされ、足元では12カ月線を上回ってきました。5カ月線が上向きに転じ、来月には5カ月線と12カ月線のゴールデンクロスが実現しそうです。
このように見ていくと短期・中期・長期全てが上昇トレンドに転換ないし転換間近の様相を呈しています。

日米SQで大きな転機に

さて、本日はメジャーSQを迎えます。SQ値がどの辺りで着地するのか、そしてSQ値より上で推移できるのか割り込んでしまうのか。また、来週末17日が米国のメジャーSQ(クアドルプルウィッチング)となりますので、来週の米国市場では売買代金の増加とともに上下に値幅が動くことになりそうです。今回は大きな転機となる可能性がありますので注目です。

日々勇太朗

 

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