四緑木星の相場を遡る
九星気学では来年は四緑木星です。そこで本日は過去の四緑木星の年を遡って見ていきましょう。
前回2014年は7.0%上昇
前回の四緑木星の年は2014年でした。この年の大発会の日経平均は1万5908.88円でスタートしました。年間高値は12月の1万7935.64円で年間安値が4月の1万3910.16円、大納会は1万7450.77円でした。前年の大納会終値は1万6291.33円でしたので、安値まで14.6%、高値まで10.0%で前年比では7.0%の上昇でした。
2005年は高値まで42.2%上昇
2005年の四緑木星の年の大発会は1万1517.75円でスタートしました。年間高値は12月の1万6344.20円、年間安値は5月の1万0825.39円、大納会は1万6111.43円でした。前年の大納会終値は1万1488.76円でしたので、安値まで6.1%、高値まで42.2%で前年比では40.2%の上昇でした。
1996年は2.5%下落
1996年の四緑木星の年の大発会は2万0618.00円でスタートしました。年間高値は6月の2万2666.80円、年間安値は12月の1万9161.71円で、大納会は1万9361.35円でした。前年の大納会終値は1万9868.15円でしたので、安値まで3.5%、高値まで14.0%で前年比では2.5%の下落でした。
1978年は下げずに高値まで25.3%上昇
1987年は卯年と重なっていますので割愛します。1978年の四緑木星の年の大発会は4867.91円でスタートしました。年間高値は12月の6097.26円、年間安値は1月の4867.91円で、大納会は6001.85円でした。前年の大納会は4865.60円でしたので下げることなく、高値まで25.3%上昇し、前年比では23.3%の上昇でした。
1969年は37.5%上昇し陽の丸坊主
1969年の四緑木星の年の大発会は1733.64円でスタートしました。年間高値は12月の2358.96円で、年間安値は1月の1733.64円で、大納会は2358.96円高値引けでした。69年、78年ともに大発会寄り付きが年間安値という偶然が重なりました。前年の大納会は1714.89円でしたので、高値まで37.5%上昇。年間安値が大発会寄り付きで年間高値が大納会終値という陽の丸坊主の年足でした。
1960年も55.1%上昇の高値引け
1960年の四緑木星の年の大発会は869.34円でスタートしました。年間高値は12月の1356.71円、年間安値は1月の869.34円。この年も大発会寄り付きが年間安値、大納会高値が年間高値です。
ほんまかいな!?という歴史ですね。前年の大納会は874.88円でしたので、ほぼ下落せずに上昇し、高値まで55.1%上昇の高値引けでした。
1951年も大納会高値引け
1951年の四緑木星の年の大発会は102.10円でスタートし、これが年間安値です。年間高値は12月で166.06円で大納会高値引けでした。この年も発会寄り付き安値で納会高値引け。上昇率は62.6%となりました。
7勝1敗と非常に勝率の高い星回り
ここまで卯年と重なって割愛した1987年を含めて8回の四緑木星の年の相場を振り返ってみました。前年比では7勝1敗と九星気学でも非常に勝率の高い星回りです。年間高値までの平均上昇率は32.3%、前年比では25.1%で平均下落率はマイナス3.5%です。
年間高値3万5060円の大相場!?
足元の2万6500円で計算すると年間高値は3万5060円、年間安値は2万5570円、大納会では3万3150円という大相場が計算できます。こんな大相場に本当になるのだろうか、と私自身、半信半疑なのですが、もしロシアとウクライナの戦争が終結し、ロシアが民主化の道を歩むとしたらどうでしょう?
ウクライナ復興支援とロシア民主化
ウクライナの復興支援相場に加え、ロシア民主化により西側諸国が手を差し伸べれば現在のエネルギー危機が解決に向かい、インフレが一気に沈静化する。九星気学と干支からみれば、そんなことを考えても全然おかしなシナリオではないと思いだしました。
本日はこんなところで。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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