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米ハイテク株安引継ぎ反落
28日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は107円安です。長期金利上昇を受け前日の米国株市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、半導体や電子部品株を中心に売りが優勢でした。250円近く下落した後は時間外の米株価指数先物が堅調に推移していることから押し目買いに下げ渋り、後場は寄り付き水準まで戻しています。
日銀政策修正には今後も警戒
薄商いのなか年末を前に短期筋の手じまい売りが売りが上値を抑えたといったところでしょう。日銀政策決定会合の主な意見については特に材料視されませんでしたが、金融緩和継続ながらいずれかのタイミングで効果と副作用を検証する、と政策修正に含みを持たせており、今後も警戒が必要のようです。
グロース系中小型株も軟調
米長期金利が上昇しているなかでは買いは続かず、グロース系を中心に中小型株にも軟調な銘柄が目立っており、マザーズ指数も反落しました。前日に当面の底が入ったと見られる銘柄を一通り買い直しましたので、きょうは売り買いとも手控え様子を見ています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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