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金融株中心に激震走る
先週の東京株式市場は大幅反落となりました。米SVBの破綻やクレディ・スイスの経営不安が浮上し金融株を中心に激震が走りました。3月SQに向けて先物主導で押し上げ相場となっていただけに、SQ通過で逆噴射といった構図です。日経225先物は16日のナイトセッションで2万6190円安値までありました。ボリンジャーバンドの▼3σまで下落したところからは急速に戻りました。目先的には一旦底入れしリバウンドが暫く続くと思われます。
大底入ったものではない
ただ、大底が入ったものではないと考えています。日経平均はおおよそ15週間隔でサイクルボトムを付ける習性があり、前回(本年1月4日)ボトムからはまだ11週ということから見れば、一旦リバウンドした後にもう一度今回の底値を割り込む展開が起こる可能性が高く、それは4月1~2週目ではないかと思われます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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