4月後半から注意が必要【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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戻り売りや利食いに大幅反落

先週の東京株式市場は大幅反落となりました。前週の余勢を駆って週初は続伸しましたが、週半ばから急落しました。3月9日の2万8734円から3月16日の2万6632円までの急落に対し、4月4日には2万8287円まで、下げ幅の78.3%戻しがあり一服した形です。フィボナッチの76.4%戻しを超えたことで戻り売りや利食いが出やすかったということでしょう。

2万7500円近辺で調整一巡なら上昇起点

今回の急落は特に悪材料が出た訳ではなく、海外市場は落ち着いた取引の一週間でした。とすれば、新年度入りで機関投資家がまずは利食いから入って余裕が欲しかったということではないでしょうか。主要な移動平均線が収斂している2万7500円近辺で調整が一巡するならば、4月後半に向けての上昇起点となるものと思われます。

21日から水星が逆行開始

4月相場は月末に注意が必要と考えております。21日から来月15日まで水星が逆行を開始します。この水星逆行期間中は株式や為替が荒れやすく、しばしば相場の転換点になることがあります。昨年は1月14日~2月4日に1回目の逆行があり、この間株価は急落しました。5月10日から6月3日の2回目の逆行では逆に株価は急騰し、9月10日~10月2日の3回目は株価急落。各々調べていただければ分かりますが値幅が大きく上にも下にも出るのが特徴です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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