25日線ブレイクなるか!?【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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戻り売り吸収してシッカリ

昨日の東京株式市場は続伸し、25日線に接近してきました。先週末と18日は3万2700円台に乗せ、25日線が視野に入ると戻り売りが出ましたが、昨日は戻り売りを吸収するようなシッカリの展開となりました。米国市場ではNYダウが7連騰し昨年4月以来の高値を更新したことや、植田日銀総裁が「持続的なインフレ2%目標達成には依然、距離がある」とコメントしたことで、来週の日銀会合も現状維持観測が台頭し、ドル円が139円台に戻したことが後押ししました。

調整局面脱しつつあるが…

現在、25日線は3万2960円近辺に位置しています。昨日の上昇で5日線(3万2405円)は上昇転換し、調整局面を脱しつつありますが、25日線を割り込んで9営業日数が経過し、昨日から25日線が下向きに転じてきました。ここでは早期に25日線を回復して上値追いをする必要はありませんが、下値サポートラインとして25日線の上で値を固める必要があります。

ドル円140円台回復が必要

ドル円は6カ月及び12カ月線が下値サポート機能を発揮し137.26円で底打ち反転。今朝は139台まで円安進行となり、5日線が上向きに転じてきました。25日線は現在141.90円近辺に走っており、まずは25日線を目指す展開と思われます。最近はドル円と日経平均が連動しているため、日経平均がレジスタンスポイントをブレイクするためには、140円台回復が必要でしょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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