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米株高や円安フォローにほぼ全面高
19日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は316円高です。バンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーなど大手金融の好決算を受け、米国株市場でダウが360ドルを上回る上昇になるなど主要指数が続伸した流れを引き継ぎ、主力株を中心に買いが先行しました。朝高の後戻り売りに伸び悩む場面はありましたが、139円台半ばまで進んだ円安がフォローになり、大引けにかけ上げ幅を広げ高値で引けています。プライム市場の値上がり銘柄数は1615と9割近くを占めるほぼ全面高商状で、全33業種が上昇しました。
後場は売り手控え様子見
米国株の強い基調が続き、円高にも一服感が出てきたことから、全般は調整局面から脱しつつあります。大型株中心の展開で動きが鈍かった中小型にも後場は締まる銘柄が増えており、前場はバルテス<4442>やテラプロ<6627>の利益を確定するなど手持ちの整理進めましたが、後場は売りを手控え様子を見ました。これから本格化してくる3月期企業の1Q決算に備えたい考えですが、きょうは好決算でも出尽くし感から売られるケースが目立っており、まずは決算内容と株価の反応を確認したうえで、買い場を探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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