月末の株価は?【転ばぬ先のテクニカル】

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相変わらずの乱高下

本日の東京株式市場は相変わらずの乱高下となりました。感謝祭明けのNY市場は半日の短縮取引でしたが、NYダウは117ドル高で、年初来高値まであと240ドルに接近。ナスダックはハイテク株が軟調だったため15ポイント安でしたが、こちらも年初来高値まで108ポイント程度で、クリスマスラリーへの期待が高まっています。シカゴの日経平均先物が140円高の3万3740円で帰ってきたことで、寄り付きから買い先行スタートとなりましたが、3万3800円台では利食い圧力が高く、その後はマイナスゾーンに沈み込んでしまいました。

5カ月振り月足陽線でクリスマスラリー期待

日経平均は2日連続の陰線形成。10月30日以降の上昇で四空目となった先週金曜日の窓を埋めました。窓を埋めずに陰線2本が並んだ場合は「上放れ二本黒」で警戒せねばならない型でしたが、それを否定したことで単なる押し目形成と解釈できます。月末が近づいてきましたが、このまま引けると5カ月振りに月足陽線が立つことになります。また、3万3189円以上で月末を終えると引け新値ともなりますので、その場合は12月クリスマスラリーが期待できるものと考えます。

今週の予定

さて、今週の予定は以下の通りです。
28日(火) 米国:9月のS&Pケースシラー住宅価格指数
米国:11月の消費者信頼感指数
29日(水) 米国:7~9月期GDP改定値
米国:地区連銀経済報告(ベージュブック)
30日(木) 日本:10月の鉱工業生産速報値
日本:10月の小売業販売額
日本:10月の建機出荷
日本:10月の住宅着工統計
中国:11月の製造業・非製造業PMI
欧州:11月の消費者物価指数速報値
米国:10月の個人所得・個人消費支出(PCE)
米国:週間の新規失業保険申請件数
米国:11月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)
OPECプラス閣僚級会合
1日(金) 日本:10月の失業率、求人倍率
日本:7~9月期の法人企業統計調査
中国:11月月の財新製造業PMI
米国:11月のISM製造業景況感指数
米国:パウエルFRB議長が大学の懇談会に参加

注目は10月PCEとパウエル議長発言

注目はFRBがインフレ指標として重視する月末30日の10月の個人所得・個人消費支出(PCE)、そして週末のパウエル議長発言ということになりそうです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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