続伸もBOX上限に押し戻される
先週の東京株式市場は日経平均が続伸、TOPIXは反発しました。日経平均は20日に3万3824円まで上昇する場面がありました。11月下旬に3度跳ね返された位置で、一気に突破してくれるかもしれない、といった期待が高まりましたが、厚い壁として今回も立ちはだかり、結果的には12月8日以降のBOX上限に押し戻されました。
理想はBOX上限で値を固めること
理想は25日線や一目均衡表・転換線の位置するBOX上限で値を固めることです。割り込んだ場合は3万2500円近辺を走る75日線まで押し戻されるリスクが出てきます。年内の取引も残すところ5日間となりましたが、クリスマス休暇入りから海外勢の動きは極端に参加者が減少していく時期となりますので、このまま3万3000円台を維持して大納会を迎えれば良いと考えます。
調整していた銘柄から好転サイン点灯
個別銘柄に目を向けると、調整局面入りしていた銘柄から好転サインが点灯した銘柄がいくつか出てきました。日経平均採用銘柄に絞り込むと、INPEX<1605>、エムスリー<2413>、宝HD<2531>、味の素<2802>、Jフロント<3086>、東レ<3402>、クラレ<3405>、王子製紙<3861>、UBE<4208>、資生堂<4911>、オークマ<6103>、GSユアサ<6674>、三菱重工業<7011>、ヤマハ<7951>などです。
筆者は今週これらの銘柄の押し目を拾って株を枕に年越したいと考えています。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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