掉尾の一振【転ばぬ先のテクニカル】

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年初来高値伺う

本日の東京株式市場は掉尾の一振で日経平均は年初来高値を伺う展開になりました。

牽引役はSBG

牽引役はSBG<9984>です。2020年にSBG傘下だった米携帯会社の旧スプリントがTモバイルに吸収合併された際、一定期間の内にTモバイル株が上昇して条件を満たせばSBGにTモバイル株を無償で発行する条項を結んでいて、今回その条件を満たしたことで、75億9100万ドル(約1兆1000億円)相当の無償取得が発表されました。

無償取得株をポジティブ評価

この無償取得株は2023年10~12月期の持ち株会社投資事業からの投資損益に計上するということで、SBGにとって投資事業の評価を高める内容だとしてポジティブ評価されたようです。
また、

半導体ハイテク株にフォローの風

クリスマス休暇明けの米国市場は主要3指数が上昇。また、半導体SOX指数が1.81%上昇したことで、半導体ハイテク株にフォローの風が吹き、東京エレクトロンやアドバンテストが指数を牽引。海外投資家不在の市場ですが、このような好材料が出揃ったことを好感しました。

整局面抜け出し好転しだした銘柄増える

受け渡しベースでは本日が年内最終売買日。年内換金売りや節税対策売りもほぼ終わったということで上値追いとなったようです。個別銘柄も調整局面を抜け出して好転しだした銘柄が増えてきました。年内残すところ2日。日経平均には有終の美を飾って欲しいものです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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