昨日の急落分を取り返す上昇
本日の東京株式市場は昨日の急落分を取り返す上昇となりました。日経平均は3万8000円台を回復してきており、相変わらずボラティリティの高い市場です。今日は一時、再度、ドル円が145円台まで買われる場面がありましたが、関係なく買われました。
CTAが日経平均とTOPIX先物買いポジション
弱気姿勢のトレンドフォロー型のヘッジファンドが先週後半から強気に転じたといった報道があります。ロイター通信が伝えているのですが、商品先物業者のCTAが8月15日あたりから日経平均とTOPIXの先物で買いのポジションを取った可能性があると伝えています。彼らの手法は買い出したらどこまでも上値追いして買っていく手法で、逆に下げだせば我先に叩き売って脱出する手法のため、相場が一方通行になりやすいものです。
結論としては戻り売り
8月15日の日経平均は3万6500円を挟んだところで翌日3万8000円まで急騰しました。ここがCTAの買い仕掛けであったとJPモルガンのアナリストは伝えています。ただ、先日もお伝えしましたように3万8000円~3万9000円は過去の累積出来高が突出して多い価格帯です。そのため、戻り売り圧力が高い位置であり、抜け切るには売買代金が日々6~7兆円は必要と思われます。本日の売買代金は4兆円弱と程遠く、結論としては戻り売りと考えるべきでしょう。
米国市場はそろそろ警戒領域
ところで米国市場は7月半ばから8月初旬の下落をほぼ取り戻しつつあります。サマーバカンスシーズンで市場参加者は少なく、売買代金は低調ですが、S&P500とナスダックは8連騰。NYダウも5連騰で最高値更新まで終値ベースで約300ドルに迫ってきました。相場の実勢を示すS&P500は8月5日の安値から11営業日で陰線2本、陽線9本となっています。新値八手十手となっており、そろそろ警戒領域に入っています。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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