海運株【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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続伸も直近下げ幅の半値戻し達成後は戻り売り

本日の東京株式市場は続伸し、日経平均は5万5745円高値までありました。しかし、直近下げ幅の半値戻しを達成後は戻り売りに押されました。週足の一目均衡表の転換線が5万5752円に位置しており、壁として立ちはだかった印象です。日足ローソク足は長い上髭陽線となっており、やはり自律反発の域を出ない続伸だったのでしょう。昨日も指摘しましたように、25日線ブレイクするまでは戻り売りということです。

海運株は低PBR・高配当で下値浅い

このような状況下ですが、本日は海運株に注目したいと思います。本日は日本郵船が最高値を更新、商船三井と川崎汽船は年初来高値を更新しましたが、PBRはそれぞれ0.8倍、0.79倍、0.97倍と1倍割れ。また予想配当利回りは3.9%、3.2%、4.4%と高配当であり、今月が年度末ということを考えると、配当取りの買いにより下値は浅いと思われます。

イランがホルムズ海峡に機雷設置と報じられる

さて、今朝、CNNが「イランがホルムズ海峡に機雷を設置した」と報じました。その後、トランプ大統領はイランの機雷を敷設する艦艇10隻を攻撃し、完全に破壊したとSNSに投稿しました。イランは2000~6000発以上の機雷を保有していると言われており、その多くは水深の浅いホルムズ海峡向けに特別に設計されていると戦略国際問題研究所(CSIC)などが伝えています。ホルムズ海峡の航路幅は2マイルしかなく、そこに相当数の機雷設置を終えているとすると、その撤去には相当な期間を要し当面、ホルムズ海峡は封鎖されたままでしょう。

コンテナやタンカーの需給逼迫し運賃急騰へ

となると、別ルートでの輸送をせねばならなくなりますが、輸送距離が長くなり、輸送日数も増えコストが跳ね上がります。今後、コンテナやタンカーの需給が逼迫し、運賃が急騰する可能性があります。コロナ禍でサプライチェーンが混乱した時、バルク船(鉄鉱石・石炭)、コンテナ船、タンカー(原油輸送)などの運賃が急騰し、日本の大手海運企業の利益が急拡大し、株価が暴騰しました。それと近い環境となりつつあり、今後の押し目でもシッカリ仕込んでおきたい業種だと思います。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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