FOMCのみどころ【転ばぬ先のテクニカル】

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今年何回の利上げ?

 昨日の東京株式市場は海外市場の動向を映したような小動きの一日でした。一昨日の米朝会談を受けた欧米市場では特に材料視されずの膠着相場でした。マーケットは今週集中する主要国中央銀行の会合に目が向いていることが分かりました。この原稿がサイトに載るころにはFOMCの結果が判明しているものと思われます。恐らく0.25%の利上げで決着しているものと思われますが、それよりも重要なのはドットチャートで、今年何回の利上げを考えているのかでしょう。

利上げペースアップも

 一昨日、FRBのパウエル議長が、これまで年4回だけだったFOMC後の記者会見を、8会合全てで行う事を検討しているとの報道が伝わりました。FRBは議長会見が開かれるFOMC以外では利上げを行わないとの見方が一般的ですが、会見が毎会合行われる事になれば、利上げペースがアップする可能性があるとの思惑に繋がる可能性があり、今後の利上げペースを示唆する「政策金利見通し」と同様に、議長会見に関する発表の有無についても見どころとなりましょう。

2万3000円突破なら強気

 日経平均は上下98円幅の膠着でしたが、3日続伸し2万3000円が見えてきました。筆者は今週は動き辛い週ということもあり、慎重姿勢で見ておりましたが、昨日もお伝えしましたように日経平均の一目均衡表において転換線と基準線がゴールデンクロスし、強気シグナルがまた一つ確認されたことで若干強気の目で見ていく必要がありそうです。
 以前からお伝えしていることですが、筆者は今年8月に2万6000円くらいで、アベノミクス相場の天井打ちと計算しており、2万3000円の節目を突破するならば強気姿勢に転じます。

個別で3銘柄

 先週木曜日の当欄では珍しく個別銘柄を羅列しておきました。JTやSHIFT、良品計画などがスマッシュヒットとなりましたが、本日はコシダカHD(2157)、ソフトバンクテクロジー(4726)、サイバーダイン(7779)をご紹介しておきたいと思います。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

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