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海外投資家不在で閑散
米国市場はクリスマスのため24日は短縮取引となり、今晩25日は休場となります。そのため海外投資家不在の東京市場は閑散な取引が続いています。日中の日経平均先物取引の売買高はわずかに1万2648枚。東証1部の売買代金も1兆2861億円といった具合です。
7日間連続で陰線形成
日経平均は12月13日に上放れて陽線を立てましたが、その後は昨日も含め7日間連続で陰線形成となっています。NY高で寄り付きは上寄りしても、その後は売りに押されているということです。5日移動平均線を下回って4日が経過し、5日線自体が下向きに転じてきました。
まずは5日線回復できるか
税金対策の損出しや年内換金売りが続いていることが伺えます。明日26日が年内換金最終売買日となりますので、1月受け渡しとなる27日以降の動きが重要となります。ここでは休暇明けで海外投資家の一部も戻ってくることが考えられ、売買が正常化していく過程で、まずは5日線を回復できるのかどうかが重要です。
日々勇太朗
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
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