出来高10億株割れ【転ばぬ先のテクニカル】

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前回は3月安値に向け急落

昨日の東京株式市場は小幅に反落しました。しかし、中身のあまりない一日でした。出来高が10億株割れ、売買代金は1兆6539億円です。出来高10億株割れは今年1月24日以来のことですが、この時は翌日に下放れて2万3000円割れからリバウンド3日。その後10日間、高止まり後に3月安値に向けて急落していきました。

20日線上に位置する銘柄が急減

この時、日経平均採用銘柄の20日移動平均線上に位置していた銘柄は91。その4日後には32へと激減していきました。因みに1月20日には132ありました。今回の直近ピークは6月3日の218でしたが、直近4日間で一気に減少して昨日は55です。6月3日と昨日とでは日経平均の位置は200円弱しか違いません。

指数自体はシッカリに見えるが…

とうことは日経平均という指数自体は値嵩株などが堅調なためにシッカリしているように見えますが、実は個別採用銘柄の大半は調整色が濃くなってきているということになります。昨日の日足ローソク足は陽線形成となっていますが、5日移動平均線を割り込んでしまっており、この薄商いの中で海外市場が動揺したりすれば、簡単に崩れてしまう可能性があります。

全般に要警戒

TOPIX採用銘柄も同様で20日移動平均線上を維持する銘柄数は直近ピークが6月2日の2014。それが昨日は842に激減しており、全般に要警戒ということになります。

日々勇太朗




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