情報に対する重み【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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日航機墜落事故から38年

8月12日は2008年7月に劇場公開された「クライマーズ・ハイ」が、NHK・BSプレミアムで放映されていて見ることができた。
この映画の題材となった1985年8月12日の日航機墜落事故から38年も経過したが、この映画を改めて観ると、機墜落事故の衝撃が生々しく伝わってきて、ほんの数年前の出来事のように思えてくる。

新聞社とネット配信

映画では群馬の有力地方新聞・北関東新聞社の遊軍記者の奮闘を描いているが、1面記事の見出し付けから営業部や販売部との抗争など新聞社の生々しい動きがリアル過ぎて、立場は違えど新聞記者として編集部から輪転機まで動き回っていた筆者の若い頃を思い出してしまった。
当時と現在とで異なるのはインターネットによるニュース配信が全盛になっていること。現在でも地方紙の新聞発行は健在と思われるが、大手紙や経済紙はネット配信の比率を高めて、それ以外にもニュース専門サイトが多数生まれた。

情報に対してもっと責任を持つべき

映画ではスクープを掲載すべく、輪転機での刷り始め時間をギリギリまで遅らせるなど、攻防を繰り広げているが、現在では憶測記事が安易に配信されていたりする。
本来は情報に対してもっと責任を持つべきだと思うが、現在ではそれに対する意識が薄くなっていることに危機を感じてしまった。

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