24日大引けの東京市場は反落、日経平均は前日比80円87銭安の1万9353円77銭で引けた。前日のNY安と一時1ドル108円台まで円高が進んだことを嫌気する動き。
個別ではゴールドクレ、日新製鋼、神戸製鋼、わらべや、大阪工機、長野計器、ワールドHD、イソライト工業、JFE、大同特殊鋼が値下がり上位に売られ、任天堂や三菱UFJも安い。半面、ジーンズメイトがストップ高、カメイ、TAC、デジアーツ、東映、クレスコ、セレス、シード、ルックは値上り上位に買われた。
ジャクソンホールでの米経済シンポジウムを控えているが、むしろトランプ大統領のメキシコ国境の壁建設やNAFTA終了発言により、来月の債務上限引き上げが難航するとの不安が強いようだ。加えて国内要因に限ればトヨタの鋼材価格引き下げで鉄鋼株が軒並み安となったことも大型株に対する心理的不安に影響している。
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