高値波乱に注意【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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動きの荒い展開

先週の日経平均は前週比末約380円高と3週連続上昇した。14日には一時2万8979円まで上昇、2万9000円台に迫る勢いであった。
しかし、上昇スピードが速すぎ警戒感もでて14日の昼からは急激に下落、引けでは少し戻したものの1時間で約400円下落するなど動きの荒い展開であった。

3万円の大台が見えてきた状況だが・・・

注目された米国の追加経済対策は1.9兆ドルと期待通りの規模であったが出尽くし感から日経平均は6日ぶりに反落して引けた。
現在、日経平均は30年振りの水準なためシコリ玉も無く仕掛け的な買いで良く動く。売られる時も一緒で一斉に売り出す。高値圏にいるため14日のような動きはこれからも何度もあろう。
3万円の大台が見えてきた状況ではあるが買いの振るい落としや空売りを誘う下落はこれからは多くなりそうである。

「ロビンフッター」の急増

米国の1.9兆ドルの追加経済対策により米国民は12月に続き3回目の給付金がもらえることになる。今回は過去最高の1400ドルと言われ失業保険の上乗せも9月末まで延期が決まった。
この株価上昇には「ロビンフッター」と言われる個人投資家の急増が背景にあると言われているが今回の経済対策により相場に投資する個人はさらに増加しよう。

過剰流動性相場は継続

日本においても2度目の緊急事態宣言が首都圏中心に発出され2回目の給付金配布を求める声も上がってきている。こんな状況では金融緩和の方針を転換するわけにはいかずさらに過剰流動性相場は継続されることであろう。

一旦高値チャレンジは終了

チャート的には25日移動平均線乖離率が14日に5.9%となり週末は4.8%となっている。11月の上昇時には8%の乖離後調整したが今回は14日の上昇で一旦高値チャレンジは終了したと思われる。

高値揉み合いが必要

息の長い上昇相場を形成するにしてもここ1、2週間は高値揉み合いが必要であろう。11月のからのリズムとして5日移動平均線(2万8395円処)を割ったとしても2,3日で切り返しその後は5日線を上回ってきている。

今週は「噴き値売り」で対応

そのリズムが崩れない限り下値を拾う動きは継続しよう。今週は「噴き値売り」で対応したい。今週のレンジは転換線の2万8000円から2万8950円を想定する。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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