4日大幅反発も週後半に警戒【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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7月1日に2万6000円台割れ

6月第5週から7月第1週の東京市場は6月28日に日経平均で2万7000円台まで戻したあと、週末7月1日に2万6000円台割れまで急落する波乱の動きになった。

悪材料が重なる

セクターでは東京エレクトロン(8035)を筆頭に半導体関連の下げがキツかった。バンク・オブ・アメリカ(BofA)証券が半導体前工程装置市場の成長率予想を下方修正したり、台湾TSMCの大幅安、ナスダックの急落など悪材料が重なったことが重石。一方、これまで上昇を牽引してきたファーストリテイリング(9983)が、良品計画(7453)の22年8月期予想下方修正を行った煽りを受けて急落したことも影響している。

ナスダックは5日ぶりの反発

週末4日のニューヨーク市場は3指数とも反発しナスダックは5日ぶりの反発となった。米長期金利が一時、前日比0.22%低い2.79%と1カ月ぶりの水準に低下したことで高PERのハイテク株に買いが入り、個別ではセールスフォースやアップルなどが上昇している。ナイトセッションの225先物は2万6320円で引けており、週明けは半導体などのハイテクに買い戻しが入り、大幅反発のスタートとなろう。

週末は米雇用統計

今週は週明け4日が独立記念日で米国市場が休場となることから東京市場は大幅反発スタート後には小動きとなる可能性が高い。週明けにはファーストリテイリングが6月の月次売上高を発表することから、好調な内容なら買戻しで指数上昇の後押しになる可能性もあろう。7日に米国ではADP雇用統計、8日雇用統計、国内では8日にオプションSQ、10日に参院選の投開票となる。週前半は買戻しの動きながら、週後半は調整色の強い展開が予想される。。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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