第1四半期発表始まる【話題のテーマと狙える銘柄】

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第2四半期以降の動向は?

7月下旬から3月期企業の第1四半期(4~6月)決算発表が本格化する。日経平均では1月16日安値2万5748円10銭から6月19日の高値3万3772円89銭まで8000円超上昇したが、これはハイテクを中心とする日本を代表する企業の潜在的な成長性を評価した外人買いが一因と言われている。その意味では第1四半期で好調なスタートを切った企業は再び買われる可能性があり、第2四半期以降の動向を含めて決算内容が今後の株価を占う意味で注目を集めよう。

安川電やディスコでやや警戒感?

主力企業では2月決算で7月7日に発表した安川電機(6506)が発表後翌週の10日に株価が下落して引けている。第1四半期の営業利益では前年同期比で17.9%増の164億4900万円と2ケタ増益だったが、受注高ではロボット事業を中心に若干下振れとなったことで先行きへの不安が高まったようだ。そのようななかで3月期企業ではまずは20日発表のニデック(6594)とディスコ(6146)が注目を集めることになるが、ディスコに関しては既に6日発表の個別売上高速報で前年同期比9.7%減の441億円となったことでその後、株価が下落した。ニデックは今通期で2.2倍の大幅な営業増益予想を打ち出していることから進捗状況が気になるところだ。

アドバンテストや信越化学、トヨタ自など

その先は26日にアドバンテスト(6857)やカプコン(9697)、信越ポリマー(7970)、27日に信越化学工業(4063)、28日に東映アニメーション(4816)、8月1日にトヨタ自動車(7203)、3日に任天堂(7974)などが控える。任天堂は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の大ヒットが収益に反映されるかと、一部メディアで話題になっている次世代ゲーム機の動向が注目される。ハイテクについては為替動向も注視されよう。。

株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

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