3万3000円台回復なければ三段下げへ【転ばぬ先のテクニカル】

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引き戻し小幅反発

先週の東京株式市場は小幅に反発しました。7月3日に終値ベースで年初来高値を更新しましたが、そこから5日続落し、先週の水曜日には一時3万2000円割れとなりましたが、先週末がオプションSQということもあり、買い方の仕掛け等により引き戻しました。SQ値は3万2484.24円で着地しています。概ね、大口投資家のゴールドマン・サックスのポジション通りとなったようです。

25日線攻防あるか

日経平均をザラ場ベースで見ると6月19日の3万3772円から6月27日に3万2306円まで下落し、そこから7月3日に3万3762円高値でダブルトップ形成。その後、7月12日に3万1791円まで下落して二段下げとなりました。14日には3万2780円高値まで戻し、今週は3万2972円近辺に走る25日線攻防があるかどうか。

レジスタンスライン越えられないと…

週足では先々週に陰線包み足示現後に差し込みの陽線が立ちましたが、5週線が3万2910円近辺に位置しており、3万2900円台のレジスタンスラインを越えられないと、7月12日安値を割り込む三段下げに向かうものと思われます。

日米金利差縮小で137円台へ円高進行

米国ではCPIにつづきPPIもインフレ鈍化の兆しが見られ、米長期債利回りが低下。一方で27日~28日の日銀会合で政策変更が行われるといった見方から日本の長期債利回りが上昇。日米の金利差が縮小傾向になっていることから週末にドル円が137円台に進行しました。

更に円高進むか分岐点

6カ月線や12カ月線を割り込み始めており、一時的な割り込みなのか、更に円高が進行するのか分岐点に差し掛かっています。このまま円高進行となる場合は、26週線の走る135.85円や、24カ月線の走る129.20円まで進む可能性があり、注目となります。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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