主力企業の2Q決算どうなる?【話題のテーマと狙える銘柄】

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半導体は製造拠点新設期待

10月23日のニデック(6594)を皮切りに3月期企業の第2四半期(4~9月)決算発表がスタートする。とくに半導体を筆頭にハイテクは春先以降、AIとEV(電気自動車)に絡む需要増と政府主導による国内での製造拠点新設を背景に中長期的な業績拡大期待が高まっており、今回の決算発表ではその流れを確認することになりそうだ。一方、中国の景気悪化とウクライナや中東を含めた地政学リスクの高まりが企業の戦略にどう反映されるかも懸念されるところだ。

ニデックを皮切りにスタート

23日にニデックを皮切りに26日に武田薬品工業(4502)、富士通(6702)、信越ポリマー(7970)、カプコン(9697)、日東電工(6988)、27日に信越化学工業(4063)、東映アニメーション(4816)、日立製作所(6501)、オムロン(6645)、31日に東京エレクトロンデバイス(2760)が控える。

第2四半期以降は利益改善が進む?

ニデックに関しては第1四半期(4~6月)で連結営業利益で前年同期比34.7%増の601億5200万円と大幅な増益で着地している。第2四半期累計での1000億円予想が上ブレ着地すれば通期予想の上方修正期待も高まりそうだ。
信越化学については第1四半期の営業利益でどう23.6%減の1908億2000万円と減益だった。第2四半期以降は利益改善が進む期待があり、通期予想の7000億円(前期比29.9%減)予想は最低ラインとの見方が支配的。

カプコンやトヨタなどは?

カプコンはダウンロードのリピートタイトルが好調で第1四半期営業利益では前年同期比99.4%増の240億4700万円を計上している。第2四半期も好内容が期待されよう。
11月に入れば1日にトヨタ自動車(7203)、7日に任天堂(7974)、9日にソニーグループ(6758)などが控えている。

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