3連休明けは大幅続伸で更に最高値を更新か?【記者の視点】

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NYは利益確定売り優勢

3連休前となる22日の東京市場で日経平均は前日比836円52銭高の3万9098円68銭で引け、昭和のバブル期につけた史上最高値3万8915円87銭を更新。その後、23日の日経平均先物の祝日取引では更に一段高となり、3万9470円で引けており、週明け26日の東京市場では大幅続伸に更に史上最高値を更新するスタートとなりそうだ。
強気と見られていた市場予想を更に上回る好決算を発表したエヌビディアの株価は週末に0.4%高と取引を終え、取引時間中に時価総額が初めて2兆ドルを突破した。ただ、週末のニューヨーク市場では最高値を更新したものの、ダウは62.42ドル高と小幅高で終え、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、利益確定売り優勢の展開となっている。

主力株が息切れすれば、スピード調整も

日経平均に関しては上値のフシがない真空地帯に突入したことで、このまま勢いに乗って早々に4万円台に乗せる可能性がありそうだ。ただ、ニューヨーク市場ではAMDが3%近い急落になるなど物色はエヌビディアを中心に一部の銘柄に一極集中している現状を考慮すれば、東京市場でもアドバンテスト(6857)や東京エレクトロン(8035)など半導体の主力株が息切れすれば、スピード調整する可能性があることにも留意しておきたい。

米1月コアPCEと国内1月全国CPIに注目

今週は海外で29日に米1月コアPCE(個人消費支出)が発表される。前年比伸び率は前月の+2.9%から鈍化して+2.8%の予想。1日の米2月ISM製造業指数は前月からの改善が指摘されており、これらが想定通りならポジティブ要因。
国内では27日に1月全国CPI(個人消費)が発表される。 既に発表の東京都区部CPIは予想以上の鈍化となっており、同様の内容ならインフレ懸念後退でこれもポジティブ要因となる。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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