マーケットの話題~第3四半期決算本格化

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第3四半期決算発表は2月決算企業が一巡して、いよいよ24日以降は3月決算企業の発表がスタートする。為替は1ドル118円台から円高が進んでいるとはいえ、昨年9月末の1ドル100円台から見れば円安となっており、株高を含めて第2四半期発表時とは取り巻く国内外の環境は大きく異なる。今後も為替の動向を睨みながら一喜一憂しそうだが、輸出株を中心に第3四半期決算の内容が注目されることになりそうだ。

注目は輸出株の為替前提、日本電産などは再増額あるか?
3月期決算企業の第3四半期累計(4月~12月)決算発表は24日の日本電産(6594)を皮切りに25日には富士通ゼネラル(6755)や日本航空電子工業(6807)、26日にはアドバンテスト(6857)やファナック(6954)、27日には東京エレクトロン デバイス(2760)や信越化学工業(4063)、30日には住友化学(4005)、2月2日にはソニー(6758)、2月6日にはトヨタ自動車(7203)など主力企業の発表が相次ぐ。日本電産については第2四半期決算発表時に1ドル105円から100円へ円高修正されたにも関わらず通期予想を上方修正しており、今回は為替前提を円安へ修正したうえで通期予想を再上方修正するかに注目が集まりそうだ。トヨタについても1ドル100円の前提となっており、各調査機関でも上方修正が試算されており、これら調査機関の予想を上回るかが注視されよう。ソニーについては為替動向に加えてソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が販売する「プレイステーション 4」の動向が注目点。2016年の年末・年始商戦期において620万台以上の実売を達成し、累計実売台数が2017年1月1日時点で5340万台を超えたことを発表しており、これがどこまで決算に反映されるか気になる。

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