木徳神糧(2700)が急騰。9日大引け後に前15年12月期の連結業績予想を営業利益で従来予想の11億円から13億8000万円(前期比22.0%増)へ、純利益で6億8000万円から9億8000万円(同43.5%増)へ上方修正したことが好感されている。平成26年産米の販売単価が予想以上に下落しているものの、米穀事業における国産米の販売数量もミニマム・アクセス米の取扱数量も前年を上回る水準で推移、中食や外食向けの精米・玄米販売の拡大、仕入手法の多様化の推進、販売コストの削減、在庫管理の徹底等に注力したことが奏功している。
証券市場新聞