目次
NYダウは急落波動入り
先週末の米雇用統計において賃金上昇が明らかになり、米長期金利が急上昇したことで波乱の展開となってきました。1月26日に2万6616ドルの高値をつけたNYダウは30日に窓を空けて下放れ、日足黒並びから急落波動入りとなりました。1万5370ドル安値から週足二段下げが4度出ていますので、今回の高値から5回目が出れば天井打ちが確定します。
東京市場は上昇過程の調整波動
東京株式市場はリーマンショック後に東日本大震災の急落をはさんだことでNYに比べると相場が若く、現状の急落は天井打ちではなく、上昇過程での調整波動と思われます。先週末の下落でPERは13倍に低下してきました。一昨年2月ボトムのPERは12.97倍、6月ボトムは12.62倍でした。13倍は割安圏であり恐がる必要はありません。危機はチャンスです。この暴落は今年前半の最大仕込み場だと考えます。
日々勇太朗
証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~
コメント