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6月21日の株式相場見通し|正常モードを期待【記者の視点】
19日のニューヨーク市場は大幅安が懸念されていたが、一時419ドル安超まで売られた後に287ドル安で引け、この日の東京市場も1ドル110円台まで弱含んだ為替やアジア市場の落ち着きを見て下げ止まる動きとなった。海外市場がパニック売りにならなかったことで、ナイトなどで先物売りを出していた投資家の買い戻しが後場から活発化した可能性もある。米中間の貿易戦争については出口が見えないだけにトランプ大統領発言で再び状況が一変する可能性があるが、米国の経済界の要人などからは過度な関税に対して異論を唱える向きもある。この日の動きで下値抵抗力も確認されており、明日以降は正常モードの相場展開を期待したい。
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