売り一巡後の動き見極め【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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後場から急激に地合い悪化

 2日の東京市場は急反落しました。後場に入って地合いが急激に悪化し、日経平均は492円安まで下げ幅を広げほぼ安値引けです。午前中は111円台まで入った円高が支えになり一時プラスに浮上するなど小動きで推移していましたが、今週末6日に米中追加関税発動を控え、後場に入ると先物を絡めた大口の売りが指数を押し下げました。中国や韓国などアジア株が大きく下げたことも投資マインドを冷やしています。

内需・ディフェンシブ株の下げ目立つ

 値下がり銘柄数が全体の9割を超えるほぼ全面安商状ながら、売買代金は2兆3000億円弱にとどまりました。個別には資生堂が値を崩すなど、これまで相場を支えてきた内需・ディフェンシブ株の下げが目立っています。日経平均はフシ目の2万2000円台を割り込んだことから、下値を試す動きが予想されますが、調整幅としては十分で短期的に突っ込み警戒感も意識されるでしょう。あすは売り一巡後の動きを見極めたうえで、投資スタンスを判断したいと考えます。

ショート対応も必要に

 ピックアップ銘柄ではファイバーゲート(9450)が週末の大幅安のあとも動きは鈍く、シスメックス(6869)は続落、ソウルドアウト(6553)も反落でいったん損益を確定し、シーズンストックのダイキン(6367)に絞り込みました。短期値幅取り候補では追撃買いした太陽誘電(6976)が値を飛ばし新値をとりましたが、全体として利食い、損切を含め損益を確定して、銘柄を整理しているところで、全般の動き次第ではショート、あるいはショーヘッジも必要になると考えています。

花咲 翁

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