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買いのタイミングを探る|【記者の視点】
4日の東京市場も軟調な動きとなった。中国からの販売差し止めでマイクロンテクノロジーがNY市場で値を崩したことを受けて、東京市場でも東エレクを筆頭にハイテク株が売られる展開。前場引け間際に日経平均が160円超安となったことを受けて、日銀によるETF買い期待から後場は下げ渋る動き。4日のニューヨーク市場は休場となることからナイトセッションでの225先物に大きな動きは無いと思われることから明日も方向感がない動きで始まり、中国市場での動きを睨みながら株価が変動することになりそう。米中の貿易戦争の動向は不透明で、今回のマイクロンテクノロジーのように個別企業の動向で指数は大きく変動することになる。ただ、TOPIXはプラス引けとなったように下値抵抗力が見られるうえ、来週末のSQを控えて下落過程での225オプションのプットの動きが低調になっていることは安心感がある。過度に不安視するのではなく、買いのタイミングを探る必要があるとみる。
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