日米新貿易協議の動向を注視【記者の視点】

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日米新貿易協議の動向を注視【記者の視点】

 週明けの東京市場は小動きでのスタートなりそうだ。注目されていた7月の米雇用統計では失業率が前月比で低下し、平均時給も市場の事前予想と一致したことを好感し、主要3指数ともプラスで引けており、225先物のナイトセッションも50円高の2万2560円で引けている。
 中国は3日に600億ドル相当の米国製品に追加関税を行うと発表しているが、これに対するニューヨーク市場の反応は限定的。ただ、これまでは米中の通商交渉ばかりが話題になっていたが、9日からはいよいよ日米新貿易協議(FFR)がワシントンで開催される。今回の交渉では米国が検討中の自動車関税引き上げが話題となる可能性がある。仮に大幅な引き上げとなれば自動車産業を含めて日本経済への打撃は必至で、どのような落とし所で決着するのかが注視される。週末はトヨタが好決算ながらも、今回の関税引き上げを予想に織り込んでいなかったことから上値の重い展開となった。半面、アジア市場の比重が高いススキは好決算が素直に評価され大幅高となっており、日米新貿易協議の動向が明らかになるまでは、輸出系も選別物色か。日経平均は25日線と50日線を意識するなら2万2400円前後が下値として意識されよう。




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