万博関連は現実買い【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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円安や米先物高支えに続伸

26日の東京市場は続伸しました。日経平均は165円高です。前週末の米国株市場でNYダウが4日続落となったことから朝方は動きが鈍く、売り買い交錯でスタートしましたが、先物への買いをきっかけに水準を切り上げました。113円台まで進んだ円安や時間外の米株価指数先物高、上海株高も支えになり、後場に入りいったん伸び悩んだものの、後半に再び下値を切り上げています。

万博関連買われる

2025年万博の大阪開催が決定したことで関連銘柄が買われ、ムードを明るくする一方、ブラックフライデーの好調が伝えられ、いったん後退していた米年末商戦への期待感が高まったことから、ゲーム関連株の一角にも買いが入りました。米中経済指標やFOMC議事録、米中首脳会談を控え、様子見気分が強い状況に変わりはなく、東証1部の売買代金は概算で2兆1733億円にとどまりましたが、値上がり銘柄数は1119と過半を占めています。

ジャストプラがS高

悪材料への耐性がついてきたところへ大阪万博開催決定の好材料も浮上し、中小型株の個別物色がさらに盛り上がりを見せてきました。ピックアップ銘柄ではタキロンシーアイ(4215)が続伸、ソースネクスト(4344)やハリマ化成(4410)は切り返し、ジャムコ(7408)も底堅く推移しています。短期値幅取り候補では追撃買いを入れたジャストプラ(4287)がストップ高まで買われ、クレステック(7812)も新値をとりました。

三精テクの初押しを狙う

万博関連は年末相場でも一つの大きなテーマになりそうですが、これまで思惑買いや理想買いで、上値にしこりをつくった銘柄が多く、慎重に銘柄を選別する必要があるでしょう。また、これからの万博関連株相場は現実買いへ移行することになりますので、実際に関連受注が見込め、業績躍進が期待される銘柄に絞り込みたい考えです。まずは、劇場・文化ホールなどの舞台機構や遊戯機械で世界トップクラスをいく三精テクノロジーズ(6357)の初押し狙いです。




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