悲観一辺倒ではない?【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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底打ち感が広がった

 この日は朝高後、マイナス圏に沈んだが、上海市場高に支えられ戻す動きになり、後場も底堅く推移した。個別で見ると225指数に新規採用のオムロンなどストップ高銘柄が多いうえ、225先物オプションでは2万1000以下のプットで下落が目立っており、先週の2万1000円割れで目先的には底打ち感が広がっている雰囲気だ。2月の雇用統計で非農業雇用者数が前月比2万人増と予想を大きく下振れたものの、失業率は3%台に改善、賃金も約10年ぶりの大幅な伸びを記録しており、統計の内容が浸透してきたことで過度な悲観が後退したようだ。

1月米小売売上高は期待されていない

 今晩は1月米小売売上高が発表される。市場予想は前月比0.1%増とほぼ横ばいながら、政府機関閉鎖の影響から期待薄と見る向きが多く、発表後に売り材料になるかどうかは不透明。現状では過度に楽観はできないものの、悲観一辺倒でもない。
 物色的には5G関連やバイオで流れは変わらず、これら銘柄の押し目買い継続となりそうだ。




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