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安川電とファーストリテの決算悪の影響は?【記者の視点】
10日のニューヨーク市場では3指数揃って上昇、ナスダック指数は高値を更新したものの、手掛かり材料に欠ける状況で、11日の東京市場は小動きでの推移となった。EU首脳会議で英国の離脱期限を10月31日まで延期することで合意、当初は6月と想定されたことから目先的な懸念の一つは後退したものの、やはり国内では10連休を控えてポジションを増やせれないという懸念があるのかもしれない。
11日は大引け後に安川電機(6506)の2月通期、ファーストリテイリング(9983)の第2四半期決算が発表された。安川電機の今期予想は減収減益でアナリストコンセンサスを下回った。会社側は、受注の底打ちを示唆した模様で、慎重な予想とのことだが、マーケットはどのような評価をするのか?
一方、ファーストリテイリングも今期予想を下方修正しており、同社の株価動向はもとより、指数への影響が注視される。
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