中東リスクも過度な押し目ないか?【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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16日はリスク回避の円買いと時間外でのNYダウ先下落

 3連休開け17日の東京市場は反落でのスタートが想定される。 先週末、13日の東京市場は日経平均で9連騰となり、今年最大の続伸記録を更新した。メジャーSQ算出後に利益確定売りに押される場面もあったが、米ブルームバーグ通信などが「トランプ米大統領は12日、中間所得層を対象とする減税を計画しており、今後1年間に公表するだろうと述べた」と報じたとが支援材料となり再度強含む展開となった。その後のニューヨーク市場でもダウは37.12ドル高と小高く引けているが、サウジアラビアで14日、国営石油会社サウジアラムコの施設2カ所が無人機による攻撃を受けて炎上。この影響で同国原油生産の半分以上、世界全体の5%相当が停止したことを受けて16日はリスク回避の円買いと時間外でのNYダウ先が下落している。ただ、107円49銭を付けた後は円が弱含んでおり、上海市場も堅調に推移している。

パウエル会見に注目

 9月第3週は16日の日本の祝日に発表される8月小売売上高などの中国経済指標や18日の米FOMC後のパウエル会見が注目されることになろう。FOMCでの利下げ動向でも大きな変動がなければ円安継続で下値不安は薄らぐ。基本的な流れは強行派のボルトン大統領補佐官の解任でトランプ大統領は融和姿勢に転じており、過度な調整はないと見る。

IPOラッシュが再開

 個別ではソフトバンクグループ(9984)が底値圏から離脱できない一方、ZOZO(3092)買収効果で子会社であるヤフー(4689)が強い動き。7月11日の年初来高値341円奪回を目指すか注目。19日のアミファ(7800)とサイバー・バズ(7069)からIPOラッシュが再開することから新興銘柄へのカツ入れ役になるか期待したい。




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